OHSUの研修5日目、午前中はEPICという電子カルテの講座3回目、そして小試験でした。
残念ながら2度の失敗、3度目で合格、電子カルテをテスト患者を使っていじくった方がよっぽど覚えれるのに、、、と思いながらなかなか苦戦しやっと終了しました。
昼は昨日に会った日本人Drとランチの後に彼の外来へ診療に陪席させてもらいました。
本日はMedical Studentの1年生が一緒でした。会うなり「こんにちは、、、はじめまして」と流暢な日本語、こちらが驚いて絶句しているうちに「私の母は日本人です」というので納得しました。
彼は今は2年生で週に1回、臨床現場に出て教育を受けているとのことです。1年生の時からなので今はちょうど2年目になるくらいですね。学生とはいえやっていることはほぼ日本のJr residentと同じくらいのことをしている状態で、問診後に指導医にプレゼンをしてその後に指導医と一緒に診察といった感じ、、、。全部は分かりませんがプレゼンの内容は極めて的確かつ流暢で、びっくりしました。
日本のレジデントはプレゼンができない子が多いので、プレゼンの練習をしっかりとできるように方法を考えた方がいいかと思いました。
沖縄の米軍海軍病院のレジデントがやっているプレゼン方法がネットにあったので実際にJrレジデントに接するときに使ってみてもいいのかもしれないと思いました。あとはコレステロールはATPIIIのガイドラインを使ってリスクなどを説明しており、教育後に例をいくつか出してこの患者ならどうするとか、、、このケースはどうするとか、学生のころからより臨床でどのように知識を使うか、適応するかを教育しているところがすごいなあと思いました。
最後にAppendixitisの身体所見の感度などをやっていましたが、Essential Evidence Plusを使っていました。ベイズの定義、陽性尤度比、感度、特異度などを教えており我々が受けた医学教育よりも、より臨床で実践的な教育ができていると感じました。
最後に、電話番号を渡してお別れしお好み焼きパーティーをこちらにいるうちに開くので、よろしくお願いしますといったところ、、、。「Oh!、お好み焼き大好きで~す」と言っており、半分はアメリカ人で半分は本当に日本人なんだなあと、、、びっくりしました。いくら母が日本人でも、毎日が日本食じゃないわけですから、、、普通、お好み焼きはなかなかアメリカ育ちの子は知りませんよね?
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