今日はクラマスフォールズのスカイレークス医療センターのERを見学しました。ちなみにOHSUでは病棟がOHSUの本院にあるのと同様でスカイレークス医療センターは入院病棟の機能をもち、カスケードイースト家庭医療センターでは外来診療のみを行っているという感じです。
最初の1例はCHFとCOPDで重症の患者、CO2が90まで上昇して意識もうろう状態でした。その後も患者は途切れることなくずっと続きましたが、基本的には頻脈症状、指を切った、胸が締め付けられる感じがするなど、、、と我々の病院で夜間当直で混雑している時とそっくりでした。
ここのERのDrは9時間勤務でシフトが組まれている状態でした。基本的に2人が診療に当たる状態という話でしたが実際は1人しか医師がいない状況です。9時から見学に入って、1人しか医師がいなくておかしいなと思っていたら12時にもう一人の医者が到着しました。
よくよく考えてみると9時間シフトでは1日のすべてを2人でカバーするのは無理ですね。恐らくですが勤務の開始時間は6時12時18時24時で、医師が2人がオーバーラップする時間は6-9時、12-15時、18-21時の9時間になるんじゃないかと思います。英語が聞き取れないって不便です、、、。
勤務する医師はクリニックで済むような病気でERを受診する人が多くてこまっているような話をしていて「今日は軽傷が多くて詰まんないなあ、、、軽傷ばっかりでつまらなくない?」と逆に聞かれてしまいました。
OHSUのようなところのERはどのような状況なのかはまだ確認していませんが少なくともRural AreaのERは日本のERとちょっと似通っているんだなあと感じました。
何だかクラマスフォールスでは共感することが非常に多いです。
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