2010年12月4日土曜日

サンクスギビングの起源

今日は仕事から離れてサンクスギビングについてです。11月の第4木曜日をサンクスギビングといいアメリカ人は家族で集まり七面鳥などを食べて過ごし、3日の間、日本で言う正月のような日々を過ごします。
アメリカでは最も古い祝日らしいです。私の通う英語のレッスンでサンクスギビングの起源についてレクチャーがあったので調べてみました。
以下、Wikipediaより

「イギリスからマサチューセッツ州のプリマス植民地に移住したピルグリムファーザース(いわゆるピューリタンのことのよう)の最初の収穫を記念する行事であると一般的に信じられている。ピルグリムがプリマスに到着した1620年の冬は大変厳しく、大勢の死者を出したが、近隣に居住していたインディアンのワンパノアグ族の助力により生き延びることができた。翌年の秋は、とりわけ収穫が多かったため、ピルグリムファーザーズはワンパノアグ族を招待し、神の恵みに感謝して共にご馳走をいただいたことが始まりであるとされる。」

この話を聞いていると何だか心が温まる話ですが、、、。
一方で事実でないという説もあり、、、。

「1620年に彼らがアメリカ大陸に来た時点で、ニューイングランド周辺にいたインディアンのうち約90%は病気により死亡していた。その理由としては、1492年にコロンブスがアメリカにやってきた際に、当時アメリカ大陸内では存在しなかったヨーロッパから運ばれたインフルエンザ菌、その他の病原体に対する抵抗力が無かったということがある。その結果、1620年にピルグリムファーザーズがプリマス植民地にやってきた際には、無人状態となったインディアン達の住居や日用品を使うことで厳しい冬を過ごす事ができたという。したがって、インディアン達が彼らに食料や毛皮のジャケットなどを提供し、両者の間に友好関係があったとされるという事実は確認されているとは言いがたい。」

という記載も、、、。

「マサチューセッツ植民地の統治者ウィンスロップがアメリカにはインディアンとの間の戦争や虐殺、略奪という暗い歴史しか無いので、「明るい話を広めよう」と使われたとも言われている。白人の間で現在広く伝えられている“感謝祭”の歴史は史実とするには議論の余地がある。」

なるほど、、、常に歴史は勝者に作られるんですね。

いずれにしろ3日の休みがもらえることは私たちには嬉しいことですが、そこにアメリカのくらい歴史が隠れていることも忘れてはいけないことですね。

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